ETCカードの使い方は、まず車のETC車載器にさしこんでおいて、その状態で専用レーンを出入りするだけです。
注意する点はETCカードの有効期限。
支払はETCカードの名義人が行うことになります。
たとえば、運転手がETCカードの名義人と違う場合、本来はクレジットカード同様、他人のカードを使用するのは認められないこととなっていますが、現実的にはありうることだし、通過できてしまいます。
親子で、夫婦で、ETCカードの名義はその家の世帯主で、車にかかるコストは代表して支払っているというケースもないわけではないですよね。
ETCカード忘れてきちゃった、だれか持ってる?となって、同乗者の誰かがカードを渡すなんてことも、ないとは言えないかもしれません。
原則、他人のETCカードで高速料金を支払っても、実際の引き落としの時にもめなければ問題にならないというのもあります。
法人カードを作ることが可能なので、会社などで有料道路のコストは一括して管理したいという時は、法人カードにするようになります。
家族でカードをひとつにして一気にマイレージなどを貯めたいという時は、クレジットカードの家族カードを作って、それにETCカードを付帯させるという方法もあります。
ETCカードの仕組み上、高速の入り口で運転している人のETCカードを読み込んでおいてから、帰りの出口で「帰りは私が払うねー」と他の人のカードをさしこんでしまうと、エラーになってバーが上がりません。
行きと帰りは同じETCカードで読み込みを行わないといけないようになっています。